退職代行を使って新卒入社の会社を辞めた理由と体験|24歳女性が語る早く環境を変えたかった想いとは?

「新卒で入った会社だから、すぐに辞めるなんて甘えかもしれない」そんな気持ちでモヤモヤしながら働き続けている人、実はたくさんいますよね。

辞めたいのに言い出せない、けれどこのまま続けるのも限界……。

今回のインタビューに応じて下さった山田彩香さん(仮名)も、まさにその渦中にいた一人です。

ツヨシ
ツヨシ

退職代行という選択をした背景と、その後の変化を詳しくお届けしていきます。

山田さんのプロフィール

―はじめまして、まずは簡単に自己紹介をお願いします。
「山田彩香(仮名)です。今26歳で、退職代行を利用したのは24歳のときです。大学を卒業してすぐに就職したのは、IT系のベンチャー企業で、職種は営業アシスタントでした」

―当時は新卒1年目だったんですね。
「はい。社会人としての生活が始まって、期待も不安もありましたが、すぐに“あれ?なんか違うかも”と感じ始めてしまって……正直、自分でも驚きました」

入社早々に感じた違和感と不安

―その“違和感”って、どんなところでしたか?
「まず、入社前に聞いていた仕事内容と、実際にやっていた仕事がかなり違っていました。雑務や先輩社員の機嫌取りみたいな仕事が多くて、“これが営業アシスタント?”と戸惑いました」

―人間関係はどうでしたか?
「先輩の中には優しい人もいましたが、全体的にピリピリした空気が強くて、毎朝の朝礼では上司の機嫌次第で怒鳴られたり空気が重くなったり。1ヶ月経った頃には、会社に向かう電車の中で涙が出るようになってしまいました」

辞めたくても言い出せなかった理由

―それでも、すぐには辞められなかったんですね。
「はい。周りの友達が『頑張ってるよ』ってSNSに書いてるのを見て、『私も弱音吐いたらダメだ』って思っていました。それに、まだ数ヶ月しか経っていないのに辞めたいなんて、言ったら甘えてるって思われるんじゃないかって」

―辞めたい気持ちを誰かに相談しましたか?
「母には少しだけ。でも『もう少し頑張ってみたら?』って言われてしまって、誰にも言えなくなりましたね。“じゃあどうすればいいの?”って自分の中で行き場をなくしてしまいました」

退職代行という選択肢に出会った経緯

―退職代行を知ったきっかけはなんだったんですか?
「深夜に“退職 言い出せない”って検索した時に、広告で見つけたのがきっかけでした。最初は“こんなの使う人いるの?”って思ってましたけど、体験談を読んでいくうちに、どんどん気持ちが引き寄せられていきました」

―すぐに問い合わせたんですか?
「はい、次の日の昼休みにLINEで相談を送りました。そしたらすぐに返信が来て、すごく丁寧に対応してくれて。その時点で“あ、私もう限界だったんだな”って涙が出ました」

サポートを受けて無事に退職できた体験

―そこから退職まではスムーズでしたか?
「本当に早かったです。必要事項を伝えたら、すぐに退職代行の方が会社に連絡を入れてくれて、会社から私には一切連絡が来ないように調整してくれました。会社の人とは一言も話さずに退職が成立しました」

―退職できたときの気持ちはどうでしたか?
「“生き返った”って感覚に近かったです。会社から離れたその日、空を見て深呼吸したら、今まで自分がいかに押しつぶされてたか実感しました」

新しい環境で感じた変化と成長

―その後はどんな道を選びましたか?
「しばらくゆっくりしてから、転職活動をして今はWEB系の制作会社でアシスタントをしています。職場の人たちも穏やかで、今は“働くのってこんなに安心してできるんだ”って感じてます」

―あの時、退職代行を選んでよかったと思いますか?
「本当に思います。あのままだったら、きっと心も体も壊れてたと思います。誰にも相談できなかったけど、退職代行の担当の方が親身に話を聞いてくれて、背中を押してくれたのが救いでした」

まとめ

山田さんのように、新卒で入った会社が合わないと感じても、「すぐに辞めたら甘え」なんて自分を責めてしまう人は少なくありません。

でも、本当に苦しいときには、自分を守るための選択をしてもいいんです。

退職代行は“逃げ”ではなく、“前に進むための手段”として存在しています。

自分の人生は、自分で選んでいい。

ツヨシ
ツヨシ

もし今、同じように苦しい気持ちで毎日を過ごしている方がいたら、一度立ち止まって、自分の心の声に耳を傾けてみて下さいね!

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